台風7号まとめ

イッチーくん

2013年07月14日 03:05

台風7号は中国大陸へ上陸した後もしばらく台風の素質を崩しつつも、
14日0時現在も台風の勢力が強いままの状態で上陸した影響もあり、
熱帯の空気を伴ったまま進んでいます。


気象庁 気象衛星

この台風で先島・八重山地方では猛烈な暴風を観測しました。

与那国島では、12日夜から猛烈な風を断続的に観測し50メートル
以上の風となり、
13日未明になってピークとなり、
13日1時37分には最大瞬間風速南の風60.2メートルを観測し、
この時間帯の最大風速が41.3メートルと、1時間平均で40メートルの
風が吹き続けた観測結果となり、
台風7号の勢力解析通り(最大風速40m/s 最大瞬間風速60m/s)
フルパワー状態で接近・通過していき、台湾北部を直撃し、
台湾でも報道によると、1人の方が死亡し20数人の方がけがをした模様で、
52万世帯以上が停電したとの情報が伝えられていました。


勢力は一旦弱まりながらもその後中国大陸へ上陸しましたが、
この時間も(14日0時現在)台風のままで、中国方面の被害も懸念されます。

先島八重山地方通過後、太平洋高気圧の西側の気圧の傾きが大きくなり、
台風の東側を中心に強風域・暴風域が拡大したのも特徴的でありました。

この影響で、13日通して先島・八重山地方中心に暴風・強風・高波が続き海の便を
中心に影響が続きました。

台風はこの後14日9時頃には熱帯低気圧に変わるとみられますが、
湿った空気を送り込む状態は続き、梅雨前線と今後一体化する見込みです。
梅雨前線は東北地方に停滞していますので、
今後とも大雨に対する注意が必要ですし、太平洋高気圧勢力が強まっている為、
引き続き関東以南の地方では熱中症に対する注意が引き続き注意が必要です。

太平洋高気圧と大陸からの高気圧の影響で、35度以上の猛暑日が続いているところが
ありますが、一旦落ち着きますが、まだまだ日本のあちらこちらで観測される
ところがこの後も続きます。

なお台風通過後の先島・八重山地方含む南西諸島の今後の天気についてですが・・・

概ね晴れますが、南からの湿った空気の流れ込む影響で、
所々で雨雲が発生しやすい気象状態が続く為、時よりにわか雨の降るエリアがあります。

晴れていても突然のにわか雨にはご注意を(沖縄・奄美地方)

次回は今後の台風はどうなっていくのか・・そして天気はどうなっていくのか・・詳しく!



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