台風15号は次第に速度が遅くなりながらも、
西寄りに進んでいます。
US NAVY
※雲画像みると台風は今後若干発達する可能性がまだありますが、
最盛期になってきつつあると思われます。
進路には・・上空の風が次第に弱くなってきているところに差し掛かった
ということで、太平洋高気圧の西のふちに差し掛かるタイミングのところに
進んできた事に意味します。
実際、上空の高気圧の勢力が明日からあさってかけて東へ後退して、
台風はその周辺部の風に沿って北上するコースとなります。
ということで、太平洋高気圧の西のふちの張り出し方次第で、
進むコースが左右されることとなるわけですが、
気象庁が発表した8月20日9時時点での高層天気図の予想見ますと、
北から寒気の南下に伴うジェット気流の南下が次第に見えてきています。
そして高気圧の傾きは斜めでよりで推移する形になるので、
台風は南西の風に沿って23日頃から
北北東・北東方向へ向きを変えていくものと思われます。
2015年8月20日18時 5日間進路予想図 気象庁
最も最悪のケースを考えると・・・
沖縄本島から奄美諸島沿いを進む可能性、
太平洋高気圧の頑張りによってはやや離れた東シナ海を北上する可能性も。
いずれにせよ、沖縄先島・八重山地方は23日 日曜日
沖縄本島・奄美地方は24日月曜日~25日火曜日に影響が大きくなる可能性があります。
現段階では、こちら沖永良部島に最も接近すると思われるのは、
24日月曜日午後と思われます。
ただし、進むスピード・コースによっては影響の強弱、最接近時の日時等変化するので、
引き続き台風情報にはご注意願います。
勢力は・・・
先島諸島までは非常に強い勢力その後勢力は衰えながらも強い勢力で、
東シナ海を北上する可能性があります。
つづく・・・