2018年07月17日
台風9号発生 そして10号発生へ&日本高温続く

JTWC
南シナ海で、台風9号が発生し、
別の熱帯低気圧も南シナ海で発生しています。
さらにフィリピンの東にも熱帯低気圧が発生しています。

今後の日本への影響ですが、
現在太平洋高気圧の勢力と大陸からの高気圧の勢力が
お互い強まっている状況にあります。
台風9号は引き続き西へ進みベトナム方面へ進みます。
台風や熱帯低気圧による上昇気流によって、
最終的には下降気流となって降りてきます。
そして太平洋高気圧の位置関係が今後北に移動すると、
より日本付近は大陸側のチベット高気圧と
大平洋上の太平洋高気圧がミックスされた形で
日本列島を大きく覆う形へとさらに変化します。
つまり、梅雨明けは東北南部まで現在していますが、
近いうちに東北北部も梅雨明けも近いかもしれません。
全国的に見ても今年の梅雨は梅雨明けが早くなりました。
この流れで、梅雨明け後各地で厳しい
暑さに見舞われています。
南の亜熱帯の空気が活発になると
北側の高気圧を強める働きがしばらく続くと思います。
目先、フィリピンの東の海上に発生した熱帯低気圧、

今後発達して沖縄の南を北上すると思いますが、
ここで ポイント解説!
台風7号 そして8号が接近した南西諸島、
それぞれ進むコースは違いがありますが、
現在海水温度が一旦低くなっている南西諸島、
ただ台風になって勢力を維持するには適した水温です。
現在フィリピンの西から西にかけて、
複数の熱帯擾乱雲の塊があり、お互い大気の流れによって、
複数の渦を巻き始めれば、お互いの勢力を確保する
力が働き、より大きな渦を巻いた方に集結します。
これを踏まえて、今後フィリピンの東にある
熱帯低気圧がそれらの雲を取り込むのか、
日々でどう進むのかでまた違ってくると思われます。
複数のものを取り囲んだ場合、さほど発達せず、
日本列島に張り出している高気圧の南の縁を進み、
沖縄周辺経由で中国大陸へ進む事が考えられます。
日本列島には今後発生・発達具合では、
より高気圧を強める働きもあり、その後次々と
南の海域で活発な対流活動が進めば、
7月一杯暑さ警戒と発表している気象庁ですが、
8月も持続する可能性も捨てきれません。
大雨の豪雨災害後の猛暑
復旧作業、、 くれぐれも熱中症には注意し、
無理は禁物という心を持ちながら、
行って下さい。
危険レベルの気温が連日続く日本列島、
本当にこれから台風vs高気圧(猛暑) 続きます。
あえていえば、しばらく南西諸島の上空の気温は、
平年よりやや低いのですが、
30度~32度ですから^^
※画像 JTWC ・ US NAVY
気象庁 気象衛星 ひまわり より
なお気象庁より 7月17日21時

気象庁 熱帯低気圧情報
フィリピンの東ある熱帯低気圧
今後24時間以内に台風に発達する見込みの
熱帯低気圧情報 24時間の進路図
Posted by イッチーくん at 23:07│Comments(0)
│天気